2016年06月16日(木)自動車用Lower control armの最適化、Abaqus/Standard(陰解法)による落下解析

2016.05.07

開催主旨

CAEによるシミュレーションは、物理試験を減らす試作レスのソリューションとして位置づけられ、製品開発の効率化および性能向上のためのツールとして活用されています。近年ではCAEを用いて設計者が相対的な製品性能評価を行う事ができるようになり、シミュレーションの活用シーンは拡大傾向にあります。
本セミナーでは、このたび、製品開発を行う唯一のパートナーとしてダッソー・システムズのSIMULIA製品の販売を開始したプログレス・テクノロジーズより、こうした幅広いシミュレーションのニーズに対応し、リアリスティック・シミュレーションを実現するSIMULIAポートフォリオの最新情報をご紹介します。

開催要項

タイトル

SIMULIA Power Of Portfolioセミナー
~ 自動車用Lower control armの最適化、Abaqus/Standard(陰解法)による落下解析 ~

日時 2016年6月16日(木)13:30 -(受付開始 13:00)
会場 ダッソー・システムズ株式会社
東京オフィストレーニングセンター (JR山手線 大崎駅 直結)
〒141-6020 東京都品川区大崎2丁目1番1 ThinkPark Tower MAP
主催 プログレス・テクノロジーズ株式会社
協賛 ダッソー・システムズ株式会社
参加費 無料(事前申し込み制)
対象者 構造解析に興味のある方・実施している方
最適化・疲労解析ツールの活用に興味のある方

プログラム

13:30-13:40 オープニング
プログレス・テクノロジーズ 会社紹介
第一部
13:40-15:15
13:40-14:00(20分)
SIMULIA Abaqus Extended Package のご紹介
~ Abaqus・Isight・Tosca・fe-safe 概要紹介およびToken消費について ~14:00-15:15(75分)
Power Of Portfolio ソリューションのご紹介
~ 自動車用Lower control armの最適化 ~自動車用Lower control armの設計問題を題材として、Abaqusによる動解析(モーダル解析)および非線形構造解析をIsightと組み合わせたパラメトリック最適化テンプレートをご紹介します。これに加えて、fe-safeによる疲労解析、Toscaによるノン・パラメトリック形状最適化で問題を解決するテンプレートをご紹介します。
第二部
15:30-16:50
15:30-16:00(30分)
Power Of Portfolio ソリューション デモンストレーション
~ 自動車用Lower control armの最適化 ~第一部でご紹介した設計テンプレートの一部を、ライブデモンストレーションとしてご紹介します。
16:00-16:30(30分)
Abaqus/Standard(陰解法)による落下解析
~ 陰解法・陽解法の手法選択およびAbaqus/Standard(陰解法)による落下解析 ~Abaqusでは陰解法と陽解法の両手法が使用できます。陰解法は静的、低速現象、弱い非線形現象などの解析に向いており、一方、陽解法は動的、高速現象(落下衝突など)、強い非線形現象の解析に向いています。しかし、最終的にどちらの解法を選択するかの判断は、解析時間幅、モデルのメッシュサイズなども加味して決定する必要があります。
本セッションでは落下解析を対象とし両手法の比較を行った結果を事例とともにご紹介します。事例は細かいメッシュが必要となる(=陽解法では解析時間が長くなる)電子部品のはんだボール接合部の解析を題材とし、本事例では陽解法に対し陰解法での解析で約50%の解析時間削減を達成しています。
16:30-16:40(10分)
Power Of Portfolio ソリューション パッケージのご紹介
プログレス・テクノロジーズのCAE/解析サービスのご紹介
16:40-16:50(10分)
Q&A
クロージング&アンケート

※ プログラム内容は予告なく変更される場合がございますので予めご了承ください。
※ 定員制につき、満席の場合はご参加いただけない場合もございます。ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
※ 同業者のお申込みはご遠慮願います。