2025年11月27日(木)「Hexagon User Conference 2025」SUBARU様とS&VL共同で事例講演を行いました
プログレス・テクノロジーズ グループのグループ会社である S&VL株式会社は、2025年11月27日に開催された「Hexagon User Conference 2025 機構解析で実現する設計・開発 ~Adamsユーザー事例と最新トレンド~」に登壇いたしました。
当日は、自動車メーカー、部品メーカー、素材メーカー、重工業、大学など幅広い業界から参加者が集まり、各社の事例講演が行われました。講演後には質疑応答も活発に交わされ、参加者同士の知見共有や議論が深まりました。

S&VLからは技術マネージャーの石田が登壇し、SUBARU 長島様と共同にて、「Adams Real Timeによる車両モデルの構築とリアルタイム動作検証」ならびに「ドライビングシミュレータを用いた乗心地評価」について紹介いたしました。

石田からは、S&VLの事業概要に加え、DiM300を用いた車両評価、路面や環境シナリオの開発、モデルと実測データの相関検証など現在の取り組みについて紹介いたしました。さらに、人間の官能評価を数値化する試みや、ステアリング操作の微細な挙動を測定する研究など、自動車開発における人間工学的な研究活動といった新たな展開や今後の可能性についてもお話しさせていただきました。
続いて長島様からは、SUBARU様で実施されたAdams Real TimeとDiM300を活用した検証のメリットや成果が紹介されました。CAE解析では捉えにくい差をシミュレータ上で体感的に確認でき、実車試験と同様の傾向が得られたことで、設計の初期段階からシミュレーションによる検証を導入したことを説明されました。その結果、短期間で多数のケースを効率的に評価でき、従来の開発プロセスでは難しかった迅速な意思決定を可能にしたと、具体的な事例を交えてのご紹介がありました。
今回の講演を通じて、Adams Real Timeとドライビングシミュレータの融合が、自動車開発のスピードと精度を飛躍的に高める有効な手段であることが明らかになりました。今後も両社はこの取り組みをさらに発展させ、次世代の車両開発の進化を目指してまいります。
S&VLでは、複数のソフトウェアとハードウェアを高度に統合した環境を運用し、車両の運動性能から感性設計、人間工学的評価に至るまで、DiM300の適用領域を広げています。
ドライビングシミュレータを活用した開発・検証をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。








