2024年08月02日(土)− 03日(日)「キッズエンジニア2024」参加レポート

2024.08.28

8月2日(金)- 3日(土)に、パシフィコ横浜で「キッズエンジニア2024」が開催され、プログレス・テクノロジーズは「分解したラジコンを組み立ててレースしよう!」と題したプログラムを出展しました。

「キッズエンジニア」は、公益社団法人自動車技術会が主催する、クルマの技術を楽しく学べる体験型イベントです。小学生を対象に、自動車を中心としたさまざまな分野の科学技術やものづくりの楽しさを体験してもらう取り組みとして開催されています。夏は横浜・名古屋にて隔年での開催、今年が16回目となる人気イベントで、2日間で約3,600人が来場されたとのことです。

当社のプログラムは、新品のラジコンカーを開封するところからスタートします。箱から出したばかりのラジコンを、一度も走らせないまま分解。手順書を見ながらネジを1箇所ずつ外して、中にどんな部品が入っていて、それぞれどんな役割をしているのかを見ていきます。

外したネジは、特製のネジシートに整理しておきます。分解したラジコンボディのイラスト上にネジをくっつけておけるこのシート「種類の違う小さなネジを整理しておけて、組み立てのときにわかりやすい」と、とても好評でした。

制限時間内にできるところまで分解したら、今度は組み立てにチャレンジ。タイヤがちゃんと回るか、左右の方向転換ができるかなど、チェックポイントを確認しながら組み立て、電池を入れて動作するかテストします。リモコン操作でラジコンが無事に動くと、お子さんたちの「やった!」という表情が見られました。

その後は全員でレースに挑戦!今回使ったラジコンは意外とスピードが出るので、カーブでのスムーズなステアリング操作には練習が必要でした。また、周回コースなので、自分がラジコンの後ろにいる場合の操作は直感的にできるのですが、自分に向かって走らせる場合の操作が難しく、最初は苦戦しているお子さんが多かったです。それでも、何度も挑戦して徐々にコツを掴み、全員があきらめずにゴールできました。

最後に表彰式として「スーパーカーメカニック認定証」を一人ずつにお渡しして、プログラムを締めくくりました。参加されたお子さんたちからの「車が好き!」「つくるのが好き!」「もっとやりたい!」という熱意に、たくさんの刺激を受けた2日間でした。今後も、本イベントが目指す「未来のエンジニア育成」に少しでも貢献していければと思います。

 

参加者の声

  • 分解や組立は難しかったけど、楽しかった。(参加したお子さん)
  • ラジコンを分解して中身を見るのがおもしろかった。(参加したお子さん)
  • 自分で分解して組み立てたラジコンなので、愛着がわきそうです。家で他のおもちゃも分解しそうな気がします。(保護者)
  • ねじ回しや工具セットなどの知育玩具で遊ぶことはあっても、ラジコンのような本物のハードウェアを分解する経験は貴重だと思います。(保護者)
  • スタッフの方が、子どもの様子をよく見て、的確にアドバイスやサポートをしてくれたのがよかったです。自分だとつい手や口を出しすぎてしまうので。(保護者)

「キッズエンジニア2024」リーフレット